チーム世界選手権自戦記⑤

5月2日(木)

 腹痛の違和感が続き療養。ここまでが前半戦で午後は地元観光であったため回復に努めました。チームとしてはこの日から東陽さんが大将に合流。四将に藤田さんを代打に送るオーダーでした。(中国2戦です)

 掲示されている成績表の中国1戦が丸田負けではなく、東陽負けになっていたので「間違ってますよ」というのを通訳を介してだったり英語だったりで伝えて直してもらいました。その仕事が終わり次第、部屋に戻りました。

 この時点から徐々に後半で1勝するためのわがままプランの検討に入り、今大会不調な選手、またその人の1から5手目の傾向などのデータを調べ始めました。

 午後の観光は近くの公園で太極拳や剣による演舞など中国らしい舞踊を観た後、現地の子供たちと交流しました。小学校低学年くらいに見えるけど、中国の子だからどうせ強いんでしょというステレオタイプで割と本気で望むと勝ててもう少し手加減したほうが良かった?となりました。

 観光から帰宅後、東陽さんも含めてのミーティング。体調不良の謝罪をしながらも、途中参加の東陽さん以外1勝している状況に「キャプテンの独断で好きなところに残り出て良いでしょうか」とお願いしました。2大会連続で全敗では辛いので残り3局に死力を尽くすことにしました。当初はピンスキーくんとでも打とうかなと思っていましたが、6Rのロシア連珠連盟戦は回避、7Rチャイニーズ・タイペイ戦は、幽☆遊☆白書やハンターハンターのTシャツを着ていた四将の楊さん、8Rカナダ戦は連敗中の館さんも初勝利を挙げた相手の三将の殷さん、最終9R韓国戦は日本語が上手なチャンさんと当たるために四将と本当に勝つ可能性の高さで選んでいる?と疑問な、選び方でした。まあ結局はどこで出ても強豪相手というところではあるのですが。

 この日の夜岡部さんが合流し心配して太田胃散を買ってきてくれたのでお守りにと早速飲みました。

 人物の写っている写真は避けたので前半戦までの成績表を載せます。